ハイハットはドラムセットの中で一番表現力がありますので調整箇所も沢山あります。

 

①演奏し易い高さと位置

 

②踏み込み量

 

③ハイハットクラッチの調整

 

④バネの調整

 

⑤ボトムシンバルの傾き

 

それでは一つずつ見て行きましょう。

 

 

①演奏し易い高さと位置

 

高さに関してはボウとエッジを使い分けられる高さが標準ですがロック系の音楽でエッジしか使わない場合は高めにするとスネアを打つスティックとハイハットを打つスティック同士の干渉が避けられます(^_-)

 

位置は足との兼ね合いもありますので手足それぞれの演奏し易い位置の妥協点を見付けましょう(^^ゞ

 

足首に無駄な負担をかけないようにペダルの向きは股関節に向けましょう(^^)/

②踏み込み量

 

好みや演奏スタイルで大きく変わります。

ハードロックで殆どツーバス&クローズ無しという状況であればトップシンバルとボトムシンバルを物凄く近付けるセッティングとなります。

 

一般的にはフットスプラッシュで充分な音量が出るくらいの踏み込み量にしましょう。

 

その上でオープン&クローズを一番コントロールし易い位置を見付けましょう。

 

 

③ハイハットクラッチの調整

 

無頓着な人も多いですがトップシンバルの揺れ具合をコントロールする重要なパーツです(^_-)

微妙な表現の為には緩めにしてトップシンバルがピアニッシモでも揺れてくれるようにします。

元々切れの悪いシンバルの場合には多少きつめにするとクローズ音がタイトになります(´V`)♪

 

また旧タイプのハイハットクラッチは下側のネジが演奏の衝撃で緩んで来ますのでセッティング時には必ず確認しましょう。

演奏中にネジが外れるとフットコントロールが利かなくなります( ̄。 ̄;)

④バネの調整

 

高速連打にしっかりついて来ながらも踏み込みが重くない絶妙な強さにしましょう。

シンバルの重さに依っても調整の必要が有ります。

重めのシンバルにはバネを多少強めにするとバランスが取れます。

 

 

⑤ボトムシンバルの傾き

 

このネジの存在に気付いていない方も多いですが特にフットクローズ音のニュアンスを変えられます。

また上下シンバルの合わさり方によっては空気が籠もってフットクローズが鳴らない時が有ります。

あまりにも頻繁に起こる場合には0.1ミリずつ傾きを変えてクローズ音がハッキリ出るように調整しましょう。

傾きを大きくしていくとクローズ音がラフになってきますので好みの音になるように調整しましょう(´V`)♪

 

 

埼玉のドラム教室【スピーディーNOROドラムスクール】ではパーツ毎の的確な扱い方をお伝えしております。

是非一度レッスンにお越し下さいませ♬