数々のメーカーが色々なタイプのスティックを作っていますので御自身にフィットする物をひたすら追究しましょう(^_-)

 

基本的に重たいスティックはパワーが出ますが繊細な演奏はやりにくくなります。

 

反対に軽いスティックはコントロールし易いですがパワーを出す時には力を使う事になり重いスティックよりも疲れます(;^_^A

 

演奏内容によって使い分けるのが理想的ですが、最初の1ペアを選ぶ時には重すぎず、軽すぎず、自然に手に馴染む物を選びましょう(^^)/

 

選択肢としては

①長さ、太さ

②テーパーのかかり具合

③材質

④手触り

⑤チップ

それでは細かく見ていきましょう。

 

①長さ、太さ
標準的には長さ400ミリ前後、太さ14ミリ前後。
長く、太くなれば音量が出しやすくなりますが、細かいコントロールは難しくなります。

②テーパーのかかり具合
ほとんどのスティックは先端に向かって細くなっていますが、この形状でバランスが変わり、振った感覚が大きく違います。
ずんぐりしていれば重く、ほっそりしていれば軽くなります。

 

③材質
代表的なものはヒッコリーです。適度な重さと粘りが有り、スティックの消耗度合(寿命)も分かり易いです。

メイプルは軽く、シンバルの音の粒立ちが良いのでジャズ向きな印象です。

オークは重たくロック向きですが粘りが無く、強打した時に突然裂けるように折れてしまう事が有ります。やり直しの出来ない本番では注意が必要です。
価格が安めなので練習用に重たいスティックをお考えの方にお勧めします。

 

④手触り
手汗の量や演奏状況、好みにより選択肢が有ります。
無塗装は水分を吸収してくれます。手が乾く方は塗装された物の方が滑りにくいです。
ラッカーの厚さや質感も色々ありますので是非店頭で試奏して決めましょう。

 

⑤チップ
形状と材質の選択肢が有ります。
音色と手応えに影響します。
特にシンバルで微妙なニュアンスを出す時にはスティック自体の鳴りとの兼ね合いも出て来ます。

また、ナイロンチップは木のような消耗が無いのでチップのコンディションにシビアな状況では役立ちます。
音が硬くなる傾向が有りますが、シンバルに粒立ちと明るさを求める方にお勧めします。

埼玉のドラム教室【スピーディーNOROドラムスクール】ではドラム機材のお悩み解消のお手伝いをさせて頂きます。
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